いじめ 私の考えで食堂に掲示しました
2015年2月19日、いじめの横行に耐えかねて掲示しました。

「私の考え」
「いじめ」はいけません。30年ほど前に、兄弟会社の明治産業で実際にあった話です。
新任の社長が毎日、一人で除雪作業をしていました。昼休み、二階の食堂の窓から皆で眺めていました。しばらくして見かねた何人かの従業員がお手伝いに出ました。しかし翌日は誰も手伝ってくれませんでした。また二階から眺めているだけでした。手伝った人たちは「いいかっこするんじゃないよ」といじめられていたのです。
「いじめ」はいけません。道南食品では「いじめ」はないと思っていました。しかし新人のパートさんが10日の間に2割も辞めてしまうので、あちこちで聞いてみました。作業のやり方を教えていないのに失敗を怒ったり、ものを投げつけたり、聞くに耐えない言葉を投げたりで、おびえてやめていく事実を知りました。管理職は見て見ぬ振りとも聞きました。仲間同士で傷つけあうのは止めましょう。人間として哀しくなります。
「いじめ」はいけません。グループ長、係長は現場の人たちが働きやすい環境を作るのが仕事です。偉いわけではありません。
会社の現状は「いじめ」をしている余裕なんてありません。これからは、もっと会社の実情をお知らせします。毎月、直接、全員に話すことにします。
「いじめ」を見たらいじめている人を注意してください。怖くて言えなければ、係長に伝えてください。頼りにならなけば、私に教えてください。方法は問いません。
「いじめ」はいけません。「いじめ」が続くようであれば社長として起きないようにします。
皆さんの協力をお願いします。「いじめ」のない会社にします。
道南食品株式会社
代表取締役社長
石原良太郎
