人材育成のために研修を行いました。本気で取り組みました。研修効果は必ず顕れます。会社の存続のためになるだけでなく、本人の豊かな生活ためになると信じて実施しました。
研修全般
2014・2015年度は収支が悪く多額の研修費用を負担できませんでした。私自身で研修するしかないと、集中研修(8名)、管理職研修(18名)、希望者研修(30名)を開始しました。言葉を教えることから始めました。まず小学校のテキストを使って1200語を覚えてもらいました。算数は小学生の足し算から始めました。理科も社会も同様です。次に報告書の書き方など形式を教えました。読書の方法、文章の書き方など日本語の基礎を中心にコツコツと授業を行いました。
2016年度は業績も安定してきたので、関連社専用講座とオープンカレッジに20名ほど受講させました。人件費と交通費と受講費用で約400万円の費用がかかりました。従業員研修の費用は、投資だと考えて実施しました。売上高20億円程度の会社にとっては思い切った出金です。また研修会社フェイスアップのI先生に中堅社員研修、若手社員研修もお願いしました。他に明治の守谷での安全研修にも毎月1名以上行かせました。
管理職研修
役員も含めた管理職全員にJMATを実施して基本的な能力を確認しました。その資料を元にして管理職面接を個別に実施しました。同時に毎月2時間の管理職研修を開始しました。はじめの頃は、書類の書き方、読書の方法などを教えましたが、道南食品の現状と今後についで話すこともありました。
図書コーナーの設置
2017年1月、食堂に図書コーナーを設置しました。私の趣味の一つは読書です。年間で200冊程度は読みます。蔵書の趣味はないので、読後、誰かに差し上げています。函館に来てからは、研修のメンバーに差し上げていました。研修は2016年12月に終了しましたので、読後本を図書コーナーに置いて、皆さんに読んでもらう事にしました。